ポリエチレンフォームとは
スポンジ専門店が説明するポリエチレンフォーム、EVAフォームについて
皆様はポリエチレンフォームまたはEVAフォームと言われたら何を思い出しますか? どんな素材?どこに使われてる素材?と思うかたが多いかと思います。 ポリエチレンフォームはビート板、ヨガマットなどに使われている素材です。 こちらのページではポリエチレンフォームについてご説明をしたいと思います。
ポリエチレンフォームはウレタンスポンジより聞きなれていない素材かもしれません。 ですが、様々な分野で使用されている素材です。身近な所ではヨガマット、プロテクター、 プールで使用するビート板などに使われております。ポリエチレンフォームにもたくさんの 種類があります。その違いについて説明したいと思います。
ポリエチレンフォームは独立気泡
ポリエチレンフォームはポリエチレン樹脂を基本として作られた素材です。独立気泡のため防水性、断熱性に優れています。EVA又はEVAフォームと言われている素材がポリエチレンフォームの種類です。ポリエチレンフォームの大きな特徴は独立気泡です。独立気泡とは泡が一つ一つが独立しているため水や空気が通りません。詳しく下記の画像をご覧ください。
水を通しても水が通りません。 |
ポリエチレンフォーム(独立気泡)は水、空気が通らない |
泡が独立しているため水や空気が通りません。 防音、遮音に効果的です。 プールで使用するビート板がその例です。 |
柔軟性に富んだソフトな素材です。
ポリエチレンフォームはポリエチレン樹脂を基本とした独立気泡体でで気泡は極めで細かく、柔軟性に富んだソフトな感触です。 各種プラスチックフォームのなかで優れた緩衝性・断熱性・浮揚性・耐薬品性があります。一般産業・建築・日用雑貨・梱包・海洋船舶など多目的に使えます。
発泡倍率が高いほどやわらかい
ポリエチレンフォームは発泡倍率で硬さが決められます。 例えば6倍発泡ポリエチレンフォームと14倍発泡ポリエチレンフォームを比較すると 6倍発泡ポリエチレンフォームの方が硬いです。 1倍の泡を6倍に、もう1つの泡を14倍に発泡させたとすると6倍の泡より14倍の方が膨らんでいるためやわらかくて軽くなるとのことです。発泡率が高ければ高いほどやわらかくなります。 ですからポリエチレンフォームを選ぶ際には倍率を確認してください。
かなり硬めのポリエチレンフォーム L-600 | 硬めのポリエチレンフォーム L-1400 | |
商品名 | ||
発泡率 | ||
密度 | ||
硬さ | 475kPa | 140kPa |
画像をクリックすると商品ページへ移動します。
※ポリエチレンフォームはご注文をいただいてからのお取り寄せ商品となりますため、お届けまでに2週間ほどかかります。
柔軟性に富んだソフトな素材です。
EVAフォーム!耳にしたことある方も多いと思います。エバフォームとも呼ばれる方もいらっしゃるようですが、正しい呼び方はイ・ヴイ・エイフォームです。 それでは皆様、ポリエチレンフォームとEVAフォームの違いについてご存知ですか? 結論から言いますとEVAフォームはポリエチレンフォームの種類であり、違いを言えばポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。
EVAフォームの用途について
ポリエチレンフォームは建築用目地材、通箱緩衝材、カセットケース緩衝材、文具・工具等のケース内装材、ブックケース緩衝材、ビート板、土木用目地材、玩具など様々な分野で使用されています。カッターやハサミでカット可能であるため手芸用としても使用されています。 ※EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetateでエチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称です。
・裏面にテープを貼りつけたい
・商品を梱包するために穴を開けたい
・素材を貼り合わせたい
そのようなご要望にお応えできます!